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肩凝りをリセットしよう! その2
2009-07-08 Wed 22:31
昨日書いた肩凝り解消法は、おそらく軽度肩凝り症の人向きなんじゃないかと思います。
わたくしもそうですが、「マッサージで肩凝りが治るんだったら苦労しない!」って感じじゃないでしょうかね。
なので、今日は根本的な原因となりそうなものを書いてみようと思います。
その根本的な原因というのは、「姿勢」です。

そもそも肩凝りなんてものが起こるようになったのは、人間が二本足で歩き始めたがため。
犬、猫、その他の四本足歩行動物は、体重の約7割を前足で支えています。
本来、後ろ足はジャンプやダッシュなど、瞬発力・推進力としての役割が大きくて、全身を支えるというには不向きな構造でした。
犬や猫の後ろ足を実際に見てもらえば分かると思いますが、前足に比べると非常に華奢な作りになっています。

しかし、人間の祖先は何百万年もの時間をかけて、二本足歩行ができるように進化してきました。
骨盤の形、二本足歩行に必要な足の筋肉群、足首~踵~爪先の形など、二本の足で全体重を支えられるように進化してきたわけです。
また脊柱も真っ直ぐに伸び、肩甲骨の形や位置も変化して、腕が使いやすくなった。
足が進化するにしたがって、脳の容量を増やすことが可能になり、大脳が発達していった。
人間の進化を振り返ってみると、こんな感じだと思います。

というわけで、人間の体というのは二本足で立つのに最適な形になっています。
しかし、ちょっとしたバランスの変化で、腰や肩に異常な負荷がかかってしまい、腰痛や肩凝りが発生してしまうわけです。
つまり、肩凝りや腰痛にならないためには、肩や腰に負担がかからない正しい姿勢を保つことが重要になってきます。

では、肩に一番負担がかからない正しい姿勢とは、どんな形でしょう?
背筋を真っ直ぐ伸ばす・・・というのは、結構、漠然としすぎているような気がします。
真っ直ぐに伸ばしているつもりが、実は腰椎を後屈させている事も多いですからね。
疲れが溜まってくると、わたくしは背中を反らし気味にしてしまう事が多いので、「背筋を真っ直ぐ」というのが非常に判りにくかったりします。
「腰を決めろ」とダンナ様にはよく言われますが、「何じゃ、そりゃ?」って感じですし(笑)。
「丹田に力を入れる」って言い方も、「じゃあ、丹田ってどこよ?」って思いますよね。
もうちょっと判りやすく、誰か「正しい姿勢」というのを教えてくれないかな~と思っていたところ、整体の本とか、足つぼの本とか読んでいるうちに気づきました。
これは、わたくしの問題点で、問題無い人もいるかもしれませんが、同じような人もやはりいるんじゃないかと思います。

両足で立った時、当然、足の裏は地面につきます。
さて、その時、重心をどこにもってきたら一番負担がかからないでしょう?
わたくしの場合、長時間の手術で立ちっぱなしの事が多く、疲れないようにするために、いつの間にか無意識的に足の外側で体を支えるようになっていました。
でも、これは大間違いで、本当は足裏の内側・・・親指─土踏まず─踵に重心を持ってこなければいけなかったんですね~。

土踏まずはアーチ型になっていますが、このアーチこそが、重たい体を支えるのに最適な形なわけです。
石造りの建物や橋の基礎は、やはりアーチ型になっていることが多いですが、アーチが重量を支えるのに適しているから利用されているわけです。
とすると、アーチの無い外側より、アーチのある内側に重心を持ってきた方が理に適っている。
合わない靴を履いていると、このアーチを利用しにくくなるので、重心のバランスが崩れるわけです。

で、足の重心を内側に持ってきたら、次は膝をゆるめて立ちます。
上手く立つためには、「丹田に力を入れる」・・・つまり、腹筋に力が入った状態じゃないといけないわけですが、お腹に力を入れるには、体に弾力があって揺れる状態じゃないとバランスが取れないんですね。
膝をピンと伸ばした硬直した状態だと、バランスが取りにくくなって、腰に無駄な力が入り、結果的に上半身も緊張することになります。
膝をゆるめると、体の全体のバランスを取っている中心、揺れてバランスを取る中心となる腰椎3番というところが弾力のある状態になる。
膝が伸びっぱなしになって硬くなると、この腰椎3番もまた硬直して、腰を捻りにくくなったり、泌尿器系(腎臓)に影響が出てきたりします。
なので、立ったり、歩いたりする時、できるだけ膝はゆるめるようにした方が良いです。
ハイヒールがまずいのは、アキレス腱や膝を硬直させてしまうからなんですよね。

ちなみに膝の血行が悪くなると、骨盤が後ろに傾いてきてしまいます。
硬くなった外側の筋肉に引っ張られて、後ろあるいは下方に傾いてきます。
これは老化してきた時の状態で、やはり腰椎3番が硬くなってしまう。
さらにずっと膝を伸ばしていると、足の外側の筋肉が硬くなり、腰から背中の筋肉も引っ張られてしまうので、腰から背中にかけて全体が緊張状態におかれることになります。
腰痛や肩凝りの原因が、こんなところに潜んでいるわけです。

さて、膝をゆるめたら、次は太ももの内側に力を入れるように意識してください。
無意識的に外側重心になっていた人は、できるだけ「内側、内側」と意識した方が良いです。
最初は慣れなくても、そのうち体が覚えますし。
膝をゆるめ、内側を引き締めているうちに、外側にはりだしていた太ももが段々細くなってきますよ(笑)。
太ももが外に太くなっていくのは、外側に重心をもってきたせいで、体がそれに耐えようと対応した結果ですからね。
内側重心になると自然にバランスが取れるので、本来必要な太さに戻るわけです。

足の内側重心、膝をゆるめる、太ももの内側を意識する・・・これだけでも、自然にお腹の下の方に力が入って、自動的に腰がゆるんできます。
そうすると、今まで固まっていた背中の緊張も取れ、肩の力も抜けてくる。
この立ち姿勢で、肩をゆるめる体操をすると、かなり効果的だと思います。
肩凝りを解消しようとして、肩を回しても、腰や背中が緊張していると、あまり効果はありません。

あと、骨盤と肩甲骨は連動しているので、肩甲骨を浮かす状態にするためには、骨盤の歪みを正しておく必要があります。
肩甲骨は骨盤の腸骨(羽みたいなところ)と同じように動くので、骨盤が後ろに傾き外側に広がると、肩甲骨もまた外側に広がってしまいます。
骨盤も肩甲骨も、外側に広がっている人は太りやすいんですね~(汗)。
老化現象もまた、骨盤が後ろに傾き、外側に広がるところから始まってしまいます。

ちなみに骨盤が歪んだり、開いてしまう原因としては、インナーマッスルである大腰筋が衰えているというのがありますが、これは太ももと骨盤、背骨をつなぐ「内側の筋肉」なんですね。
膝を伸ばして立っていると、外側に力が集中してしまうので、この内側の筋肉が伸びて衰えてしまうんだと思います。
この大腰筋を鍛えるためにも足裏の内側に重心を置き、膝の力を抜いてゆるめ、太ももの内側にある「大腰筋」を意識するというのが重要なんだと思います。
なので、日々の生活の中でできるだけこれらを意識するようにしてみてください。

大腰筋の重要性については、こちらを参考にしてみてください。

上に書いたような姿勢は、実は合気道やスポーツの基本だったりするそうです。
丹田に力が入れば、肩周りの力は抜けてくるので、腕の動きとかも良くなるらしい。
「肩の力を抜け!」とよく言いますが、お腹に力が入っていないと肩は硬直してしまうので、うまく体が使えない。
肩に力が入っているというのは、結局のところ、下半身が弱いってことになります。
だからスポーツとかでは下半身を鍛えるのを重要視するんでしょう。
野球のピッチャーが下半身を強化しなきゃいけない理由は、こういう事だと思います。

何だか長くなってしまいましたが、根本的な肩凝り解消をするためには、足もと(基礎)から見直さなければならない・・・ということなのです。
ちなみにこれは、いつまでも若々しく生きるための秘訣でもあります。
なので、合わない靴をはき続けているのはやはり良くないし、老化を早めてしまうことにもなりかねないわけです。
座り姿勢が多い人でも、時々立って体をゆるめておくと、かなり肩凝り解消になると思いますし、腰の疲労を緩和するのにも役立ちます。
あとは、昨日書いたような事もちょっと注意しておく。
毎日の凝りを残さないようにするのが重要ですし、何よりも「正しい姿勢」を保つように努力していかなければいけないと思います。

・・・やれやれ、長くなってしまいました。
体の上手な使い方を覚えたところで、そろそろ創作に戻らなければ(笑)。
妄想力も戻って来つつあるので、近いうちに何か更新したいと思います。
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