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【読書】ヤクザがアイドル!? 『バック ストリート ガールズ』
2015-09-10 Thu 15:51
久しぶりに面白い漫画を見つけたのでご紹介。


Back Street Girls(1) (ヤンマガKCスペシャル)

失敗こいた3人のヤクザが、親分の命令でアイドル『ゴクドルズ』になるというぶっ飛んだストーリー♪

美容整形&性転換手術をして、見た目は完全に美少女化したオッサンたちが、ヤクザな内面とのギャップに苦悩する姿がとにかく笑えます。
キモオタたちとの握手会で「うげえ~」と思いつつ、笑顔で握手しなきゃいけないとか。
ゴクドルズのデビュー曲「恋のサカズキ」とか。
油断していると、可愛い女子であることを忘れて、素の自分が出てしまったり。
アイドルなんて嫌だ!と思いつつ、プレゼントが少なくてショックを受けたり。

一番好きだったのが、やり手のマネージャー(一般人、眼鏡)との関係。
最初はウゼーと思ってるんですが、「君たちは戦士だ!」というマネージャーの熱い言葉に、昔尊敬していたカシラのことを思い出しちゃって、うるうるしちゃうんですね。
で、マネージャーのことを、「カシラ!」と慕いだす。
マネージャーの方は、ゴクドルズが本職の極道だったことを知らないので、彼女(彼)らの反応に「何か変?」と思っているんですが、そこら辺のギャップが面白い。

まだ1巻しか出ていないんですが、続きが気になる(笑)。
彼女(彼)らはいったい、どこに行っちゃうんでしょうね~。

最初、どう考えてもあり得ない設定だろ!とか思ってたんですが、TVで普通のオジサンが、むっちゃ美女に変身しているのを見て、もしかしたらあり?とか思いました。
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【読書】はてしない物語
2015-07-23 Thu 19:06
やる気が出ずに、日がな一日ごろごろしていた頃。
このままじゃいかん!と読み始めたのが、名作「はてしない物語」でした。

かなり昔・・・中学生か高校生の頃に読んで以来の再読でしたが、当時は気づかなかったことがいろいろあって面白かったです。
体力が落ちていたので一日では読破できず、三日間くらいかけて読みました。

映画「ネバーエンディングストーリー」にもなっている部分は、サクサクっと一日で読めましたけれどもね。
全体を通してみると、冒険モノとしては、やはりこの部分が一番面白いかなあと思います。
といっても、全体の前半三分の一くらいなんですが。



この「はてしない物語」って、本好き、ファンタジー好きの夢が詰まっているんですよね。
実際に著者のミヒャエル・エンデも、読書の楽しさを本文に書き綴っているし。
冴えない主人公のバスチアン少年も本が大好きで、この「はてしない物語」読みたさに、飛び込んだ古書店から無断で持ち出しちゃったりもするんですが(笑)。

異世界トリップファンタジーの名著ですよねえ。
本を読んでいたはずのバスチアンが、本の中の「ファンタージェン」という異世界にどっぷりハマり込んで、世界を救ったり、何やかんやと。
滅びをまぬがれたファンタージェン再生以降のストーリーは、エンタメ系異世界トリップとは一線を画する、なかなかに重くて考えさせられる展開です。

わたくしのお気に入りは、幸運の竜フッフールかなあ、やっぱり。
とにかく明るくて、死にかけていても「どうにかなるさ」と楽観的で、歌えば全世界が感動するという可愛いヤツなのです。
バスチアン少年が読んでいた「はてしない物語」の主人公アトレーユと仲良しで、命を救ってもらった後は、いつも一緒にいるという萌え展開♪
映画「ネバーエンディングストーリー」のアトレーユは、それはそれは美少年でございまして、泥をかぶっても胸キュンな感じでした(笑)。



↑ずいぶん古い作品ですが、レトロな感じがオススメです。
今ならCGでもっとリアルにファンタージェンを再現できるんだろうな~。
でも、アトレーユの美しさはこれが一番だとも思う。

未読の方には、ぜひ箱入り単行本で読んで欲しい一冊。
装丁がとても素敵で、赤い布張りになった表紙とか、二色刷りの本分とか、バスチアン少年が読んでいる「はてしない物語」が再現されているような感じ。
文字を読むだけではない、読書の楽しさが味わえますよ♪

というわけで、久しぶりの読書感想?でした!
        
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しゃばけ (畠中 恵)
2009-07-19 Sun 16:30
しゃばけしゃばけ
(2001/12)
畠中 恵


ドラマ化もされたし、いまさら紹介する必要が無いほど有名な小説。

読みやすく、面白かったです。


自分の作品にはまったく手が着かないにもかかわらず、6月、7月はまさに「読書月間」でした。
そんな中で読んだ本の一冊がコレ、「しゃばけ」です。
第13回(2001年)日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞受賞作品。

1989年に日本ファンタジーノベル大賞が創設され、ファンタジー大好き少女だったわたくしは当時大喜びしました。
面白い作品が、これから沢山読めるだろうと。
第一回大賞受賞作の「後宮小説」は、中国風な架空の王国を舞台とする物語で、ある意味王道的ファンタジー小説。
架空の国で起こる様々なドラマ・・・ワクワクしながら読んだように思います。

その後、「バルタザールの遍歴」とか、「イラハイ」「東亰異聞」「バガージマヌパナス」くらいまでは受賞作を読んでいたんですが、だんだん「・・・何か違う」と感じ始めて、この日本ファンタジーノベル大賞作品からは遠ざかっておりました。
多分、自分自身が思い描く「ファンタジー小説」というのと、日本ファンタジーノベル大賞の傾向がズレていたからなんだと思います。
ハヤカワFTとか、東京創元社の翻訳ファンタジーは、相変わらず好きだったんですけれどね(笑)。
というわけで、かなり久々に日本ファンタジーノベル大賞の受賞作品を読んだことになります。

この「しゃばけ」の存在を知ったのも、実はドラマを見てからでした。
先にドラマを見てしまったので、読む必要も無いかな~なんて思っていたんですが、図書館でパラ読みしたら読みやすそうだったので、にわかに読書欲が湧いてきました。
で、読み始めたら、あっという間に物語りの中に引き込まれて、二時間半くらいで読了。
ドラマを見ていたせいもあったのかもしれませんが、本当に読みやすくて、一気読みできました。
最初の方は、「江戸時代」ということを意識しすぎたのか、文章にややぎこちなさが感じられましたけれどね。
でもそのうち違和感も無くなって、スムーズに読み進めることができました。

有名になった小説なのであらすじは書きませんが、基本的に、わたくしはこういう話が好きなんだと再確認しました。
舞台こそ江戸時代ですが、ミステリーと同じ構造になっていますよね。
事件が起きる→主人公が巻き込まれる→謎解き→解決。
個性的な仲間たち(主に妖ですが)が出てきて、いろいろ協力してれる。

有名な「ハリー・ポッターシリーズ」も同じ構造になっていて、読者は謎の答えを知りたいがために、次へ次へとページをめくる。
「しゃばけ」も「ハリー・ポッター」も、真犯人不明のまま物語が閉じてしまったら、読者はかなりの消化不良に悩まされるんじゃないかと(笑)。
なので、ミステリー(謎解き)という要素は、かなりの吸引力を持っているんだと思います。

まあ、そんな細かい事をガタガタ考えなくても、読書中はただ純粋に楽しめば良いんですけれどね(笑)。
事件の方はリアルに想像すると生臭いですが、病弱な若だんなを取り巻く環境は、人から妖までみんなほのぼのしているのが良いです。
わたくしのお気に入りは、ちっちゃな小鬼「鳴家(やなり)」かな~。
他人に手柄をとられてすねたり、若だんなに頭を撫でられてうっとりしていたりと、実に表情豊かだなあと(笑)。
表紙の大福食べてるイラストも可愛いですよね。
あと、若だんなの幼なじみで、和菓子屋さんの後継ぎの栄吉。
菓子職人としての腕がなんとか上達していってほしいな~、と思いました(笑)。
        
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鏡の森 (タニス・リー)
2009-06-25 Thu 05:30
鏡の森鏡の森
(2004/10)
タニス リー

 白雪姫、ギリシャ神話、キリスト教などが複雑に絡み合い、タニス・リー独特の世界が創り出されている。

美しいベールの下に、残酷でグロテスクな顔を見ることになるが、それもまたタニス・リーらしい感じ。



以前、読もうと思って買ったものの、そのまま本棚に積まれてあった1冊。
一度チャレンジしたんですが、その時は途中で挫折し、今回最初から読み直してみました。
不思議な事に、1度目の時は退屈だと感じていたのに、今回は引き込まれるようにスラスラと読み切ってしまった感じです。

もともと、タニス・リーは好きなファンタジー作家の一人で、かなり影響も受けていると思います。
ストーリーが面白いかと言えば、ハッピーな気分にはなかなかさせてくれない作家ですが(笑)、ダークで耽美な世界観とそれを構築する美しい独特の文章に魅了された感じです。
いつも夢見心地の読後感・・・とは言え、なんとなく悪夢から目覚めた後の、もやもやとした気分なのですが。
魔王を倒して、めでたしめでたしというヒロイック・ファンタジーの対極にあるような感じですね。
架空世界の年代記風というのとも、また全然違いますし。

この「鏡の森」は、あの有名な「白雪姫」の物語がベースになっていて、それにギリシャ神話とかキリスト教などが複層構造のように重なっている作品です。
主人公は二人の女性(母と娘)、舞台は表面的にはキリスト教が信仰されつつも、地母神信仰(ギリシャ神話)が深く根付いている都ベルグラ・デミトゥ。
まるでエーゲ海に面したギリシャ風・・・なはずですが、明るい太陽の雰囲気よりも、妖しい夜の世界の方が印象的でした。

ギリシャ神話の世界って、悲劇であっても、どこか明るく開放的なイメージがあるんですが、この本を読んでいたらそれが覆った感じです。
キリスト教に支配された後なので、いわゆる中世ヨーロッパというか、暗黒時代的な感じ。
明るく開放的な南欧というよりは、中欧とか東欧のような薄暗く神秘的な風景です。

最近、ファンタジーを書く意味って何だろう?と、ちょっと悩んでいたりしたのですが、そんな悩みを見事に吹っ飛ばしてくれた1冊かもしれません。
ファンタジー的世界でリアル(現実)を追及すればするほど、今度は「わざわざファンタジーにしなくて良いのでは?」と思うわけです。
恋愛があったり、様々な陰謀があったり、人間的な悩みがあったり、社会問題があったり。
そんなものは「今、この世界」のものであるのだから、自己満足的な架空世界など創らず、まさに「今、この世界」を背景に書けば良いのではないか?
設定を細かくして、現実に似せた別世界を創造しようとするほど、そんな葛藤を抱いてしまう(笑)。

が、しかし、タニス・リーが描く世界は、見事なまでにファンタジックで、まさに夢物語。
現代のシェヘラザードと謳われている彼女ですが、鮮やかに別世界を描きつつも、そこに読者がどっぷりハマり込むことはできなくて、ある一定の距離感があるような感じです。
蜃気楼の中の世界というか、夢の中で見る世界とでもいうか、主人公に深く感情移入することもできずに、淡々と進行するストーリーをただ「見てるだけ」な気分を味わわされる。
読み終わった後は、夢から醒めたように、「あれは何だったのだろう?」みたいな余韻が残る。

それはそれで良いんだな~と、目が覚めてから思いました。
一言でファンタジーと言っても、裾野は広いですからね。
残酷でダークな世界を霞で包んで、生々しさを感じさせない神秘的なものに仕上げるというのも有り・・・というか、ファンタジーというジャンルでしか描けないものだろうと。
この「鏡の森」をリアルに生々しく再現させると、相当グロいですからね(笑)。
そもそも「白雪姫」そのものが、かなり残酷な童話であるわけですから。

というわけで、久しぶりに「ファンタジー(異界)を見た」という気分にさせてくれた1冊した。
まあ、欲を言うなら、もうちょっと装丁画がどうにかならんものかな~というのが正直なところ。
個人的な好みがあるので仕方ないんですが、こういうポップな絵柄とはかけ離れた物語ですしね。
この表紙を見て、明るく可愛い話だと思ったら大間違い・・・な内容です。
        
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カモメに飛ぶことを教えた猫
2009-06-12 Fri 11:14
カモメに飛ぶことを教えた猫 (白水Uブックス)カモメに飛ぶことを教えた猫 (白水Uブックス)
(2005/11/15)
ルイス・セプルベダ


←とてもシンプルなお話ですが、心が温まる傑作。
種の違いを超えた、異なるもの同士の愛。
久しぶりに泣けました。


ひどい肩凝りに悩まされた後、筋トレをやってみたら、今度は激しい腰痛に。
どうやら、わたくしの身体は非常に硬いようです(汗)。
なにしろ、足の裏をくっつけて前屈すると、膝は45度の角度に曲がったままですし、身体を前に倒すことができませんからね~。
肩凝りの元凶は腰にあるんじゃないかと疑い、試しに上の運動をやってみたら、まったくといって良いほど腰が曲がりませんでした(涙)。
腰─背中がガチガチだから、身体の重心が決まらず、バランスを取ろうとしておかしなねじれ方をする・・・というのが、肩凝りの真相なんじゃないかと思っております(わたくしの場合)。

PC作業をする時って、ずっと椅子に座りっぱなしですからね。
エコーネス社のストレスレスチェアというのを使っているのですが、それでもやはり腰には相当負担がかかってしまいます。
慢性的な肩凝りに悩んでいらっしゃる方は、腰─背中が硬くないかどうか、チェックしてみてください。
痛みが無くても、鉄板みたいになってる場合がありますからね~。

さて、腰痛持ちになっては、椅子に座っていることもシンドイので、前々から読もうと思っていた本を読むことにしました。
167ページと薄く、活字も大きいので、これなら疲れていても読めるだろうと。
ちなみにこの本は、ヨーロッパでは「8歳から88歳までの若者のための小説」とうたわれていて、確かに小学生でも読めるほど、非常に文章が読みやすいです。
シンプルなストーリーなのですが、内容は深くて、人生経験を重ねた方でも、感動してしまうのではないかと思います。
「これぞ、まさに言葉の力」と、しみじみと感じました。
とはいえ、重々しい内容ではありません。むしろ軽やかで、面白い。

ある日、太った黒猫ゾルバ(♂)が港を散歩していると、原油にまみれた銀色カモメ ケンガーが落ちてきます。
瀕死のカモメは、自分を助けようとするゾルバに三つの約束をさせました。

「私が産む卵を食べないでください。
その卵のめんどうを見てください。
そして最後に、生まれてきたヒナに飛ぶことを教えてください」

ケンガーは小さな卵を残して息絶え、ゾルバは「猫の名誉」にかけて誓った約束を果たそうとします。

この主人公の黒猫ゾルバが、ハードボイルドちっくでなかなかカッコ良いんです・・・メタボだけど(笑)。
ノラ猫やネズミへの威嚇のセリフが、わたくしのお気に入り。

ゾルバは自慢の長く鋭い爪を一本出し・・・
「どうだ、気に入ったか、これが? 同じモデルがあと9本ある。試してみたいか?」

ゾルバは普段は紳士的なんですが、悪い奴らは容赦しません(笑)。
短いストーリーの中でキャラを立たせるのは大変ですが、このセリフひとつで、性格がちょっとわかりますよね。

他にも魅力的な猫たちがいろいろ出てきます。
イタリア訛りを話す「大佐」、大佐のパシリに使われてる「秘書」、百科事典を研究している「博士」、海の猫「向かい風」などなど。
愉快な仲間たちと相談し、協力しながら、ゾルバは生まれてきたヒナを育て、約束通り「飛ぶこと」を教えようと頑張るわけです。
以上が、この本のあらすじ。

生まれてきたヒナに、猫たちは「フォルトゥナータ(幸運な者)」と名付けるんですが、この名付けの場面も面白かったです。
まず、「この子は男の子なの? 女の子なの?」とみんなで悩むんですね。
カモメの雌雄の見分け方なんて、誰も知らないわけですから。

笑い所が沢山あるお話ですが、泣き所もいっぱい。
ここで書いてしまうとネタバレになってしまいますから、後は読んでのお楽しみというところでしょうか。
とにかく、ゾルバとフォルトゥナータの会話を読んでいると、本当に幸せな気分に浸れます(←泣きながらでしたが・笑)。

本当に久しぶりに、これは愛読書認定の一冊となりました。
猫好きな方だけではなく、全ての人に読んでもらいたい本ですね。
「愛」とは何か、しみじみと考えさせられます。
        
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アランの舞人
2009-05-04 Mon 11:02
今年のゴールデンウィークは、久しぶりに読書週間にしようと思っていたのですが、その手始めに読んだ1冊がこちら。

アランの舞人 (ハヤカワ文庫 FT―アラン史略 (81))

絶版になっているのですが、面白いということで友人からお借りしました。
アラン史略としての順番は、「冬の狼」→「アランの舞人」→「北の娘」なのですが、この「アランの舞人」から読んだ方がいいよ~というアドバイスをいただきましたので、読むのはこれが最初です(笑)。

アランのいう架空の国を舞台にしたファンタジーなのですが、魔法とか空想上の生き物とかは出てこなくて、そこに住んでいる人間たちの物語・・・という感じ。
独自設定として「チアリ」という舞人(戦士)集団が出てきます。
あらすじを読むと、アラン史略というこのシリーズは、この「チアリ」という存在を核に書かれているようですね。

さて、この「アランの舞人」の主人公は、幼い頃、戦で片腕を切り落とされた青年。
片腕がないせいで、周囲からバカにされ続け、コンプレックスの塊みたいな感じに育ちます。
主人公は、北方の砦で書記のような仕事をしつつ寂しく暮らしているわけですが、ある日、生き別れになっていた兄が迎えに来る・・・というところから物語は始まります。

なんと、この主人公の兄は、国中の憧れの的である「チアリ」のリーダー。
生まれ故郷まで旅をしている間に、弟クンの兄への憧れはさらに、さらに高まっていくのでありました(笑)。

この物語のテーマは、「自分の居場所を探す」みたいな感じかな~と思っていたんですが、もちろんそれもあるけど、ぶっちゃけ兄と弟の恋愛ドラマでした。
ハヤカワFT、頑張ったな~という感じなくらい、兄と弟が絡んでます(爆)。
この本が出版されたのが1985年ですから、BLなんて言葉も無かった時代じゃないですかね~。
兄の恋人(←もちろん男)という存在も出てきて、弟クンはいろいろとうだうだ悩んでいて、そこが面白い(笑)。
この世界、男×男(さらには近親相姦だったとしても)はタブーでも何でもないようです。

とはいえ、ただの恋愛モノに陥ることはなく、他にもいろんなドラマが絡んできます。
弟クンの精神的な成長とか、アイデンティティの確立とか。
あと、迫害され、本来の部族から追放された人々との関わり合いというのも、この本における重要なテーマの一つなのかなと。
なにしろそれが、意外な結末への布石だったりしますからね。
最後の方は意外な展開で、読んでいても一瞬何が起こったのかよく判らなかったほどでした。

絶版になっていて手に入れるのは大変ですが、ファンタジー好きで、兄×弟が好きな方にはおすすめです。
        
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| ++Rosariel.com++ 徒然メモ |
 
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